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キッチンから日々のこと

by mcherry0929

今年の一冊目

良いお天気が続きますね。会社に部活にサッカー。。。ようやく我が家の日常も動き出しました。。。(まだ本格的にではないですが。。)今日などこうして一人まったり時間が初めて持てました♪

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やっぱり静かな時間に頂くお茶はおいしぃ〜。。。
頂き物も色々あるし、自分で用意しておいたお年賀が一箱あまったので自ら食べています。^ ^ ↑私の好きな焼き菓子です。。胡麻のフィナンシェ。。。
こういう時間に本や新聞を読みます。あと、ブログを書いたり。(笑)

本と言えば。。昨日本屋さんで今年初立ち読み?を満喫した後。。
↓左の二冊を買って帰りました。
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なんちゃって簡単料理が多い私としては珍しく、初めての辰巳芳子さんの本です。
随分前に辰巳先生のドキュメントをBSで見て ていねいな暮らしぶりと食への思いに感銘を受けました。「でも。。。無理無理」。。。と、開いてみつつも、辰巳先生のご本は立読みの友でしかなかったのです。(気になってはいました!!)

でも、昨日はどうしてだか このスープの出汁の引き方や、煮物への展開がどうしてもやってみたい思いもあって、とうとう買ってしまいました! 自分の気持ちとタイミングがあったのでしょう。まぁ。。作るかどうかは別としてもう一冊の「食の位置づけ」と共に「読んでみたい気持ち」で買いました。

右の姜尚中さんの「悩む力」は今読んでいる本です。
随分前に買っておいたのですが、色々他に読みたい本が先にあってそのままになっていました。

12月だったと思うのですが、たまたま昼間一人でテレビをつけたらBSに姜尚中さんが出ていらして、再放送のようでしたが、漱石の作品「こころ」などを静止画のスライドと朗読で見せながら、合間に姜尚中さんが解説と自分の思いを語る。。。という構成の番組をやっていて、それが面白くてこの本の存在を思い出し、今年になってからようやく読み始めたと言う訳です。

漱石の本はそんなに沢山は読んでいませんが、「こころ」は確か夏休みの課題図書で高校生の夏休みくらいに読んだ記憶があります。最後に「先生」が自殺してしまう暗い話だ。。くらいの印象しかありませんでした。
その頃は あまりよく意味もわからずに読んでいたのだと思いますが、今、姜尚中さんの本を読みながらストーリーを思い出すと もう一度じっくりと「こころ」読んでみたい気分になります。

もしこのテレビ番組を見なかったら姜さんのこの本は忘れて、ずっとそのままだったかもしれません。
私の祖父は夏目漱石が大好きだったそうで、父の書斎には祖父が遺した漱石全集の初版本が今もあります。祖父は父が大学生の時に亡くなったのでもちろん会ったこともないのですが、何故そんなに漱石に魅せられていたのでしょうか。
この本を読んでいると私もまた漱石を読みたくなってきます。


本を読むのも何かのきっかけとかタイミングとか縁のようなものってありますね。
今年も本との良い出会いがあればいいなぁ。。と思います。
by mcherry0929 | 2009-01-06 12:41 | ひとり言